メルカリでビットコインの取引ができるようになりましたが、「メルカリのビットコインは儲かるの?やめたほうがいい?」と気になりますよね。
メルカリのビットコインサービスは、フリマアプリの売上金やポイントを使って、1円から気軽に投資を始められるのが特徴です。
しかし、結論として、メルカリはビットコインの本格的な投資にはおすすめしません。理由はいくつかの制約やデメリットがあるためです。
メルカリのビットコイン、簡単に買えるのはいいけど、手数料(スプレッド)が高くないですか。
遊びでの短期トレードができない。— やきほたて (@yakihotate8) February 1, 2025
この記事では、メルカリのビットコインを避けるべき理由と、メルカリよりもおすすめな仮想通貨の取引所「コインチェック」について解説します。

メルカリのビットコインは儲かるのか?結論から解説
結論、メルカリのビットコインはやめたほうがいい
結論、ビットコインの値動き次第で儲かる可能性はありますが、メルカリでの取引にはデメリットがあるため、おすすめできません。
具体的には、①購入できる通貨がビットコインとイーサリアムだけ、②他の取引所への送金制限、③週1回の取引停止など、投資する上で大きな制約があります。
本格的にビットコイン投資を始めたい方は、手数料が安く機能も充実している取引所のコインチェックを使うべきでしょう。
メルカリのビットコイン取引の仕組み
メルカリのビットコインサービスは、2023年3月からスタートした新しい投資サービスです。
フリマアプリの売上金やポイントを使って、1円から気軽にビットコインを購入できるのが特徴です。
購入したビットコインは、アプリ内の専用画面で管理し、価格が上がったタイミングで売却して利益を得る仕組みになっています。
ビットコインの儲け方の基本
ビットコインで儲けるには、安い時に購入して高い時に売却するという基本的な投資の原則に従う必要があります。
ビットコインの価格は、世界的な経済動向やニュース、規制の変更などによって大きく変動します。
たとえば、2024年1月のビットコインETF承認のニュースをきっかけに、ビットコインの価格は大幅に上昇しました。
ビットコインは長期的に見ると価格が上昇傾向にあります。2009年の誕生時にはほぼ無価値だったビットコインが、2024年には7万ドルを超える水準まで成長しました。この成長率は他の投資商品と比較しても群を抜いています。
長期保有(ホールド)戦略を取ることで、短期的な価格変動に惑わされず、ビットコインの長期的な成長の恩恵を受けることができます。
初心者の方には、専門知識や技術をほとんど必要としない「ガチホ(ガチホールド)」という長期保有戦略もおすすめの運用方法です。購入したビットコインをそのまま保有し続けるシンプルな方法ですが、ビットコインの長期的な価値上昇を信じる投資家に支持されています。

メルカリのビットコインで投資するリスク
メルカリのビットコインサービスには、投資をする上で無視できない重要なリスクがあります。
最も大きな問題は、価格が急激に変動した際に、適切なタイミングで売買できない可能性があることです。
これは、メルカリのビットコインサービスが週1回のメンテナンスで取引停止になることや、取引機能が限定的であることが原因です。

メルカリでビットコイン投資をやめたほうがいい3つの理由
メルカリのビットコインサービスには、投資をする上で大きな制約があります。特に本格的な仮想通貨投資を考えている方は、以下の3つの理由から、メルカリでのビットコイン取引は避けたほうが賢明です。
① 購入できる通貨がビットコインとイーサリアムだけであり、多様な投資機会を逃してしまいます。
② 他の取引所やウォレットへの送金ができないため、仮想通貨本来の自由度が失われます。
③ 週1回の定期メンテナンスで取引停止になるため、急変する市場に対応できません。
これらの制限は、仮想通貨投資の本質的な魅力や機能を大きく損なうものです。
仮想通貨投資の醍醐味は多様な銘柄への投資機会や、24時間いつでも取引できる自由さにあります。しかし、メルカリのサービスではこれらが大きく制限されてしまいます。

購入できる通貨がビットコインとイーサリアムだけ
メルカリの仮想通貨サービスでは、ビットコインとイーサリアムの2種類しか購入できません。世界には数千種類の仮想通貨が存在し、それぞれ異なる特徴や成長可能性を持っています。
特に2023年から2024年にかけて、ソラナ(SOL)やポルカドット(DOT)、チェーンリンク(LINK)など、多くのアルトコインが大きく価値を上昇させました。
しかし、メルカリ利用者はこれらの成長銘柄への投資機会を完全に逃してしまうことになります。

仮想通貨投資では銘柄の選択肢が重要
仮想通貨市場では、各銘柄がそれぞれ異なるテクノロジーや用途を持っています。
ビットコインはデジタルゴールドとしての価値保存機能、イーサリアムはスマートコントラクトプラットフォームとしての機能を持つなど、それぞれに特徴があります。
しかし、メルカリではこの2種類以外の特徴的な仮想通貨に投資することができません。
一方、コインチェックでは30種類以上の多様な仮想通貨を購入できるため、市場のトレンドや自分の投資戦略に合わせた銘柄選択が可能です。
多くの成長通貨に投資できないデメリット
仮想通貨市場の特徴として、急成長する新興コインが定期的に現れることが挙げられます。
2021年にはドージコイン(DOGE)やシバイヌ(SHIB)などのミームコインが爆発的に成長し、初期投資家に大きなリターンをもたらしました。
また、2024年に入ってからも、イミュータブル(IMX)やアバランチ(AVAX)などのレイヤー2ソリューションやブロックチェーンゲーム関連の通貨が大きく価値を上昇させています。
しかし、メルカリ利用者はこれらの成長機会を完全に逃してしまいます。
他の取引所への送金制限の問題点
メルカリで購入したビットコインとイーサリアムは、他の取引所やウォレットへの送金ができません。これは仮想通貨の最も基本的な機能である「自由な送金」が制限されていることを意味します。
仮想通貨の大きな特徴の1つは、国境を越えて自由に送金できる点です。また、自分の資産を自分自身で管理できる「自己管理型ウォレット」に移動させることで、取引所のリスクから資産を守ることもできます。
しかし、メルカリのビットコインサービスではこれらの機能が一切使えません。

仮想通貨の流動性が著しく制限される
仮想通貨の重要な特性の一つに「流動性」があります。これは、必要なときに必要な場所で自由に資産を移動できる能力を指します。
例えば、より有利な取引条件を提供する取引所に資産を移動したり、DeFi(分散型金融)サービスで資産を運用したりすることが可能です。
しかし、メルカリでは購入した仮想通貨をプラットフォーム外に移動できないため、この流動性が完全に失われます。
一方、コインチェックであれば、購入した仮想通貨を自由に外部ウォレットに送金できるため、ブロックチェーン技術の恩恵を最大限に活用することができます。
分散投資や資産管理が困難になる理由
資産運用の基本原則として「分散投資」があります。これは単に複数の銘柄に投資するだけでなく、複数のプラットフォームに資産を分散させることでリスクを軽減することも含みます。
メルカリの送金制限があると、すべての資産をメルカリ内に置かざるを得ず、「プラットフォームリスク」に対して脆弱になります。
例えば、メルカリのシステムがハッキングされたり、サービスが終了したりした場合、資産を素早く別の場所に移動することができません。
セキュリティの観点からも、大きな資産を一つのプラットフォームだけに保管することは非常にリスクが高いとされています。
週1回の取引停止によるリスク
メルカリでは毎週水曜日の13:50〜16:03の間、定期メンテナンスが行われ、この時間帯は一切の仮想通貨取引ができません。
仮想通貨市場は24時間365日動いており、急激な価格変動はいつでも起こりうるため、この定期的な取引停止は深刻なリスクとなります。
さらに、突発的なシステムメンテナンスが発生した場合も同様に取引ができなくなります。
これに対し、コインチェックなどの専門の仮想通貨取引所では、メンテナンス時間が最小限に抑えられており、年間を通じてほぼ24時間365日取引が可能です。

急変する相場に対応できない危険性
仮想通貨市場は株式市場と異なり、夜間や週末も含めて24時間取引が続いています。
特に重要なニュースや規制発表、大手企業の採用発表などがあった場合、市場は数分から数時間で劇的に変動することがあります。
例えば、2023年6月にブラックロックがビットコインETFを申請したニュースが流れた際には、ビットコイン価格が数時間で10%以上上昇しました。
このような状況で、もしメルカリのメンテナンス時間と重なってしまうと、売却するタイミングを逃したり、逆に好機に購入できなかったりする可能性があります。
おすすめの取引方法はコインチェック!その理由を解説

ビットコイン投資を始めるなら、国内最大級の仮想通貨取引所であるコインチェックがおすすめです。
コインチェックは取引量が国内最大級で、セキュリティも万全な取引所として知られています。
特に初心者の方は、安全性と信頼性が高いコインチェックから始めることをおすすめします。
31種類の仮想通貨から選べる
コインチェックでは、ビットコインを含む31種類の仮想通貨を取り扱っています。
各通貨の特徴や値動きを比較しながら、自分に合った投資先を選ぶことができます。
また、複数の通貨に分散投資することで、リスクを抑えた運用も可能です。
手数料が業界最安水準
コインチェックの取引手数料は業界最安水準です。取引所での売買手数料は無料で、スプレッドも通貨によって0.1%~2%程度に抑えられています。
また、通常の取引所取引であれば、レギュラー会員でも売買手数料は0円です。
長期的な投資を考えている方にとって、この手数料の低さは大きなメリットとなります。
豊富な取引機能で売買しやすい
コインチェックでは、指値注文や逆指値注文など、多様な取引機能が利用可能です。
これにより、自分の希望する価格で取引ができ、効率的な売買が可能になります。
コインチェックの主な取引機能
- 指値注文:希望する価格で注文を出せる
- 逆指値注文:損切りラインを設定できる
- 積立投資:定額で自動的に購入できる
- レバレッジ取引:証拠金取引が可能


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コインチェックでビットコインを始める方法
コインチェックでビットコインを始めるには、まず口座開設が必要です。
口座開設は無料で、スマートフォンやパソコンから簡単に申し込むことができます。
以下で具体的な始め方を、ステップごとに解説していきます。
口座開設の手順
メールアドレスやパスワード、お名前、生年月日などの基本情報を入力します。この際、本名での登録が必要なため、正確な情報を入力しましょう。
登録したメールアドレスに確認メールが届くので、メール内のリンクをクリックして認証を完了させます。
セキュリティ強化のため、スマートフォンで二段階認証の設定を行います。これにより、不正アクセスからアカウントを守ることができます。
本人確認の方法
口座開設後は本人確認が必要です。これは資金決済法で定められた義務であり、安全な取引のために欠かせない手順となっています。
本人確認に必要な書類
- 運転免許証またはマイナンバーカード
- 住所確認書類(免許証に現住所の記載がない場合)
- マイナンバー確認書類
ビットコインの購入方法
本人確認完了後は、日本円を入金してビットコインを購入することができます。
コインチェックでは銀行振込での入金が手数料無料となっています。
銀行振込で日本円を入金します。入金は24時間365日いつでも可能で、すぐに反映されます。
ビットコインを選択し、購入画面へ進みます。チャートや取引量なども確認できます。
購入金額を入力し、注文を確定させます。指値注文を使えば、希望の価格で自動的に購入することもできます。
以上が、コインチェックでビットコインを始める基本的な流れです。
メルカリと比べて手順は多くなりますが、その分安全で本格的な投資が可能になります。
まずは少額から始めて、徐々に取引に慣れていくことをおすすめします。

まとめ:ビットコイン投資はコインチェックから始めよう
今回は、メルカリのビットコインサービスについて、デメリットと併せて解説してきました。
最後に重要なポイントを整理しておきましょう。
メルカリのビットコイン取引の問題点
- 約4%と高額なスプレッドがかかり、取引コストが高い
- 他の取引所やウォレットへの送金ができず、利用範囲が限定的
- 週1回のメンテナンスで取引停止になり、機会損失のリスクがある
- 取引機能が限定的で、本格的な投資には向かない
一方、コインチェックには以下のようなメリットがあります。
コインチェックのメリット
- 31種類の仮想通貨から選べ、分散投資が可能
- 手数料が業界最安水準で、長期投資に適している
- 指値注文など豊富な取引機能で効率的な売買が可能
- 24時間365日取引可能で、機会損失のリスクが少ない
メルカリのビットコインサービスは、1円から始められる手軽さが特徴です。
しかし、本格的な仮想通貨投資を考えているなら、最初からコインチェックで始めることをおすすめします。
より安全で効率的な取引環境で、じっくりと投資を学んでいきましょう。

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